歴史で勉強するものの中で紛らわしいのが最澄と空海ですよね。
そこで、中学歴史レベルのポイントをLINE風にまとめてみました。
基礎知識から確認しておくと、最澄と空海は「平安時代の新しい仏教」で習う人物です。2人とも804年に唐に行き、仏教を学んでいます。
政治的な出来事で言えば、平安京に遷都(794年)し、坂上田村麻呂が蝦夷を攻めていた頃です。なお、摂関政治が始まるのはもう少し後です。
「平安時代の新しい仏教」の特徴のひとつは政治との乖離。
奈良時代に仏教徒政治が結びついたことの反省から、政治とは離れた仏教が広まりました。
山寺での修行が中心で、密教とも呼ばれていました。
その中心が最澄と空海というわけです。
ほとんどの教科書や参考書はこの2人を「最澄と空海」と記載しています。
なぜ、「空海と最澄」ではないのでしょうか?
50音順なら「く」と「さ」で「空海と最澄」にるはずです。
答えは、年齢順。
最澄のほうが7歳年上だからです。
これを手がかりに覚えておくと混乱しません。
年上の最澄にあてはまるのが下記。
年下の空海のほうが
というわけです。
中学歴史で習う漢字2文字の人物も整理しておきます。
混同しないように覚えておきましょう。