中学歴史のまとめ年表(江戸時代その1)
江戸時代前期の流れ
徳川家康が征夷大将軍となり江戸の幕府を開いたときから江戸時代は始まりますが、参勤交代制など江戸時代の体制が固まったのは3代将軍家光の頃です。17世紀後半の5代将軍綱吉のころには幕府は財政難に苦しむこととなります。
中学歴史年表(江戸時代前期)
1603年 | 徳川家康が征夷大将軍となる |
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1615年 | 大坂夏の陣 |
1615年 | 最初の武家諸法度 |
1635年 | 日本人の海外渡航禁止 |
1635年 | 参勤交代制の開始 |
1637年 | 島原・天草の一揆 |
1639年 | 鎖国の完成 |
1643年 | 田畑売買禁止 |
1644年 | 明がほろぶ |
1669年 | シャクシャインの戦い |
1685年 | 生類憐みの令 |
1688年 | イギリスで名誉革命 |
1709年 | 新井白石の改革 |
定期テストでのポイント
江戸時代の制度でポイントとなるのは、武家諸法度、参勤交代制、鎖国政策の3つです。
最初の武家諸法度が出されたのは2代将軍秀忠とき(1615年)ですが、参勤交代などが制度化された武家諸法度が出されたのは3代将軍家光のときで、このころに幕藩体制が整ったと言えます。
年表確認問題
次の出来事を起きたのが古い順に並べなさい。
- (ア) 生類憐みの令
- (イ) 島原・天草の一揆
- (ウ) シャクシャインの戦い
- (エ) 鎖国の完成(ポルトガル人の来航禁止)
年表確認問題の答えと解説
島原・天草の一揆のあとで幕府はキリスト教の取り締まりを強化し、ポルトガル人の来航も禁止することで鎖国状態となりました。
答え.(イ)→(エ)→(ウ)→(ア)