


歴史の定期テストで、多くの生徒が一番「イヤだな…」と感じるのが記述問題ですよね。
「用語は一生懸命覚えたのに、いざ文章で書けと言われると鉛筆が止まってしまう」「書いてみたけど、いつも△(部分点)で減点されてしまう」と悩んでいる中学生はとても多いです。
でも、実は大きな勘違いがあります。歴史の記述問題で点数を取るために、「すごい文章力」や「作文のセンス」は一切必要ありません。
数学の公式と同じように、「満点が取れる書き方の型(ルール)」を知っているかどうかの違いだけなのです。
この記事では、歴史の記述問題に対する苦手意識を吹き飛ばす「3つのコツ」と、テストでそのまま使える「頻出パターンの解答例」を徹底解説します。これを読めば、記述問題があなたの最強の得点源に変わりますよ!
記述問題のコツを知る前に、まず「なぜ今まで書けなかったのか」という原因を知っておきましょう。
歴史の勉強をするとき、一問一答の問題集で「単語」だけを丸暗記していませんか?
「1635年、3代将軍家光が定めた制度」=「参勤交代」
単語の丸暗記だけだと、「参勤交代とはどのような制度ですか?」「なぜ幕府は参勤交代を行わせたのですか?」という「内容」や「理由」を聞かれた瞬間に、何も書けなくなってしまいます。
「作文が苦手だから記述問題も無理…」と諦める必要はありません。
歴史の先生は、あなたの文章の美しさを採点しているわけではないからです。
先生が採点で見ているのは、「テストで問われているキーワード(用語)が入っているか」と「質問に対して正しい文末で答えられているか」の2点だけです。つまり、歴史の記述に必要なのは、文章力ではなく「型に当てはめる技術」なのです。
それでは、具体的にどう書けば満点がもらえるのか。
誰でもすぐに真似できる「3つのコツ」を紹介します。
記述問題で最も多い「もったいない減点」が、文末の書き間違いです。
質問のされ方によって、文末のルールは決まっています。
どんなに内容が合っていても、理由を聞かれているのに「〜したこと。」で終わってしまうと減点対象になります。まずはこのルールを徹底しましょう。
記述問題の中には、「次の語句を使って説明しなさい」と条件が指定されている問題があります。これは実は、「このキーワードを使って文を作れば満点をあげるよ」という先生からの大ヒントです。
【問題例】 江戸幕府が「参勤交代」を定めた理由を、「費用」「大名」の2つの語を使って説明しなさい。
この場合、いきなり文章を書くのではなく、まずキーワードを並べます。
「大名」「費用(お金)」。この2つを繋ぐと「大名に費用を使わせる」となりますよね。あとはこれを骨組みにして文章をふくらませるだけです。
歴史の出来事には、必ず「原因」と「結果」があります。
記述問題はこの2つをセットにして書くのが最強の「型」です。
先ほどの参勤交代の例で見てみましょう。
| 原因(なぜそうしたの?) | 大名にたくさんの費用(お金)を使わせて、 |
|---|---|
| 結果(どうなったの?) | 幕府に反抗する力を奪うため。 |
この「原因+結果」の型に当てはめるだけで、採点する先生が「この生徒は歴史の流れを完璧に理解しているな」と唸る、満点の解答が完成します。
コツがわかったところで、せっかく書いたのに点数を引かれてしまう「NGパターン」も知っておきましょう。
解答欄が大きいと、不安になって知っている知識を全部書こうとする人がいます。
しかし、これは絶対にNGです。
聞かれていないことまで書くと、文章の筋が通らなくなったり、余計な部分で歴史的な事実の間違いや漢字ミスが発生し、自ら減点されにいくことになります。記述問題は「聞かれたことだけを、短くシンプルに書く」のが鉄則です。
「誰が」その行動を起こしたのか、主語が抜けていると意味が通じません。特に「幕府が」「朝廷が」「農民が」といった主語は明確に書きましょう。
また、歴史用語の漢字ミスは一発で「バツ」になることが多いです。「大名」を「大明」と書いたり、「費用」の漢字を間違えたりしないよう、普段から漢字で書く練習をしておくことが大切です。
歴史のテストで出題される記述問題は、実は「毎回同じような問題」ばかりです。
ここでは、そのままテストに使える超頻出パターンを時代別に紹介します。
仏教の力で、疫病や災害などの不安から国を守るため。(鎮護国家)
自分の娘を天皇のきさきにし、生まれた子どもを次の天皇にして権力を握る政治。
御家人の間で起きた、領地をめぐる争いを公平に裁くため。
キリスト教の信者が団結して、幕府に反抗することを恐れたから。
外国人が日本で罪を犯しても、日本の法律で裁くことができず不利だったから。
ダム建設などの公共事業を起こして失業者を減らし、経済を回復させる政策。
いかがでしたか?「歴史の記述問題は作文ではなく、型に当てはめるパズル」ということがわかってもらえたと思います。
記述問題に強くなる一番の近道は、日々の勉強を少しだけ変えることです。
単語カードを作るときや教科書を読むときに、用語だけを覚えるのではなく、「なぜこの事件が起きたの?」「その結果どうなったの?」と、常に理由とセットで考える習慣をつけてください。
この「理由とセットの暗記」こそが、短時間の勉強でテストの点数を劇的に引き上げる「タイパ最強の勉強法」です。
この記事で紹介した「書き方のコツ」と「頻出パターン」をテスト前にしっかり見直して、記述問題でガッツリ満点を狙いにいきましょう!応援しています!