歴史秘話ヒストリア「応仁の乱」を楽しむための中学歴史の復習

NHK歴史秘話ヒストリア「応仁の乱」を楽しむための中学歴史知識

NHK歴史秘話ヒストリアの2017年12月1日(金)放映分のテーマが「応仁の乱」です。
「応仁の乱」を扱った中公新書がベストセラーになるなど、ブームになっていますよね。

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

 

歴史秘話ヒストリアでも、ついに取り上げられることとなりました。
そこで、応仁の乱がどんなものだったのか歴史の勉強の復習をしてみたいと思います。

 

中学歴史で習った応仁の乱

応仁の乱が起きたのは室町時代の1467年。
以後、11年にわたって京都を中心に戦いが続きました。

【教科書知識】
「8代将軍足利義政のあとつぎをめぐって細川氏山名氏の対立が深まり、1467年、京都の町で応仁の乱が起こりました。」中学社会歴史分野(日本文教出版)

 

ポイントは3つ。

  • 8代将軍足利義政の後継ぎをめぐる問題がきっかけ
  • 後継ぎ問題に有力大名が介入し対立
  • 東西両軍にわかれて全国各地で戦いが起こる

 

足利義政は銀閣寺を建てた人物として教科書には出てきます。
(なお、銀閣寺造営は応仁の乱が終わったあとの出来事)

 

有力大名の細川氏は管領家のひとつです。
管領とは室町幕府での将軍の補佐役のこと。

【将軍の補佐役】

  • 鎌倉幕府…執権
  • 室町幕府…管領
  • 江戸幕府…老中(大老)

管領は細川氏、斯波氏、畠山氏が交代でつくことになっていました。

 

日本全国が2つ(東西両軍)に分かれて戦ったのが応仁の乱ですが、「日本全国が2つに分かれて」戦ったのは他にもあります。これも整理してみます。

 

日本を二分する戦い
  • 源平の戦い…1180年〜85年
  • 南北朝の対立…1336年〜約60年
  • 関ヶ原の戦い…1600年
  • 戊辰戦争…1868年〜69年

戊辰戦争とは、新政府軍と旧幕府軍の戦いのことで、鳥羽伏見の戦い(1868年)から江戸城明け渡し、会津の戦いを経て五稜郭の戦い(1869年)までのことです。

 

応仁の乱の説明で「11年も」と強調されることがあるのですが、長さで言えば、その前の南北朝の対立のほうが長かったんですね。

 

室町時代は、この南北朝の対立や応仁の乱があり「戦乱の時代」でもありました。この流れのまま戦国時代に突入し、織田信長、豊臣秀吉の天下統一に向かうわけです。

 

応仁の乱で出来た言葉「西陣」

「西陣織」という京都の染物が有名ですが、この「西陣」という言葉は応仁の乱のときにできたものです。西軍の陣地があったところを省略して「西陣」となりました。

 

東軍、西軍に分かれて戦ったのは関ヶ原の戦いも同じなのですが、「西陣」というのは応仁の乱のときの西軍の陣地から来ています。

 

応仁の乱の西軍には山名宗全(持豊)や歴史秘話ヒストリアで中心的に取り上げられる畠山義就らがいました。畠山義就がどんな人物だったかは放送でチェックしてみてください。

 

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