中学の歴史で習う「足利ナントカ」を一覧形式でまとめました。
人物名は間違えやすいので定期テスト前などにチェックしておいてください。
足利ナントカで最初に出てくくる人物が足利尊氏(たかうじ)。
尊氏は京都の六波羅探題を攻め落としたことで、鎌倉幕府を倒した人物です。
鎌倉幕府滅亡後は後醍醐天皇が政治の中心となりました(建武の新政)が、武士の不満が高まり、尊氏が中心となって兵を挙げることとなりました。これにより南北朝の対立が起こります。
足利尊氏が北朝、後醍醐天皇は南朝です。尊氏は北朝から征夷大将軍に任命され、足利初代将軍となります。
足利尊氏の孫にあたるのが3代将軍の足利義満です。
尊氏の頃から続いていた南北朝の対立を合一し、自らも太政大臣となった人物です。
金閣寺(鹿苑寺)を建立したのも義満で、この時代の文化は北山文化と呼ばれます。
また、明とのあいだで勘合貿易を始めたこともポイントです。
足利義満の孫にあたるのが8代将軍の足利義政です。
義満の金閣寺に対して、義政の銀閣寺(慈照寺)を覚えておきましょう。
また、この時代の文化は東山文化と呼ばれます。
義政の死後に跡継ぎをめぐる対立から応仁の乱が起こることとなります。
足利義満 | 足利義政 |
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室町3代将軍 | 室町8代将軍 |
金閣寺 | 銀閣寺 |
北山文化 | 東山文化 |