NHK教育番組「10min.ボックス日本史」の第四回「摂関政治と国風の文化(平安時代)」の内容紹介と関連事項を掲載しています。
定期テスト前などの勉強に活用してみてください。
対象となっている時代は平安時代。平安京に遷都してから藤原氏が政治の中心として活躍する時代を中心に取り扱っています。
主な内容は下記の通り。
この時代の政治と言えば摂関政治です。代表的な人物は藤原道長。どのようにして権力を握ったのかが解説されています。
文化面では宗教と文学が平安時代のポイント。
中国から新しい仏教が伝わったのもこの時代です。
中国からの影響だけでなく日本独自に発達したものもあります。その代表が「ひらがな」。
このことにより、女性のあいだで文学が広まり、源氏物語や枕草子が誕生しました。
詳しくは動画でチェックしてみてください。
動画の内容を覚えているかの確認テストを作成しました。
(ア)摂政
(イ)関白
(ウ)国司
(ア)紫式部
(イ)清少納言
(ウ)紀貫之
いずれも動画で解説されている内容です。
(一応、ページの一番下に答えは掲載しています。)
天台宗 | 真言宗 |
---|---|
最澄 | 空海 |
延暦寺 | 金剛峯寺 |
比叡山(滋賀県) | 高野山(和歌山県) |
天(テン)台宗が、最(サイ)澄。テンサイと覚えましょう。
平安時代に関しての定期テストレベルの関連事項をまとめました。
奈良時代に朝廷の支配が及んでいるのは関東地方まででしたが、平安時代に入るとこれを東北地方まで拡大させます。
このときに東北地方の蝦夷と戦うために設けられたのが征夷大将軍。坂上田村麻呂が任命されます。この職が武士のトップとなり、将軍へとつながっていきます。
摂関政治は摂政と関白として実権を握ることを指します。天皇が幼いときにつくのが「摂政」で、天皇が成人したあとは「関白」として実権を握ります。
源氏物語(紫式部)、枕草子(清少納言)以外にも竹取物語(作者不詳)や古今和歌集(紀貫之が編纂)もこの時代にまとめられました。
【問.1】(ア)摂政
【問.2】天台宗
【問.3】(イ)清少納言
関白は天皇が成人したあとでつく職。天皇が幼いときは摂政。
最澄が天台宗(延暦寺)、空海が真言宗(金剛峯寺)