中学歴史のまとめ年表(大正時代)
大正時代の流れ
第一次世界大戦の好景気で米の価格が上昇しました。このことで生活に困った人々が起こしたのが「米騒動」です。その後、民意に基づく政党内閣が成立し、選挙権の拡大を求める動きが大きくなっていきます。
大正時代は、西暦では1912年から1926年までの15年間にあたります。
中学歴史年表(大正時代)
1914年 | 第一次世界大戦 |
---|---|
1915年 | 中国に二十一か条の要求 |
1918年 | 米騒動 |
1918年 | 原敬の政党内閣が成立 |
1919年 | 三・一独立運動 |
1919年 | 五・四運動 |
1920年 | 国際連盟に加入 |
1922年 | 全国水平社の結成 |
1923年 | 関東大震災 |
1925年 | 治安維持法の成立 |
1925年 | 普通選挙制の実施 |
1925年 | ラジオ放送が始まる |
大正時代のポイント
日本で社会運動が広がっていたころ、朝鮮と中国でも民族運動が起こります。
朝鮮の独立を求めたものが「三・一独立運動」。
韓国を併合していた日本は朝鮮語の新聞の発行を許可することとしました。
日本の二十一か条の要求に反対することから始まったのが中国の「五・四運動」。
やがて中国共産党が誕生(1921年)することとなりました。
大正時代の年表確認問題
次の出来事を起きたのが古い順に並べなさい。
- (ア) 五・四運動
- (イ) 治安維持法の制定
- (ウ) 原敬の政党内閣が成立
- (エ) 中国に二十一か条の要求
年表確認問題の答えと解説
普通選挙制の実施と同時に、共産主義運動の拡大を抑えるために治安維持法を制定しました。
答え.(エ)→(ウ)→(ア)→(イ)