戦国時代の年表(中学歴史でのポイント)

戦国時代の年表とポイント(中学歴史のまとめ)

戦国時代は国内での話ですが、世界の動きが関係しています。

 

スペインやポルトガルが世界に進出したことで、日本に伝わったのが鉄砲キリスト教
これを利用して最初に天下を統一したのが織田信長です。

 

戦国時代の年表(前半)

1492年コロンブスが西インド諸島に到達
1498年バスコダガマがインド航路を開く
1521年スペインがアステカ帝国を征服する
1522年マゼラン隊が世界一周に成功
1533年スペインがインカ帝国を征服する
1543年鉄砲の伝来
1549年キリスト教の伝来
1560年桶狭間の戦い
1568年織田信長が京都に入る
1571年信長が延暦寺を焼き打ちにする
1573年信長が室町幕府をほろぼす
1575年長篠の戦い

 

戦国時代(前半)の定期テストでのポイント

織田信長が天下を統一する際に強敵となったのが石山本願寺などの一向一揆
信長は仏教徒の勢力をおさえる目的でキリスト教を保護しています。

 

また、長篠の戦いでは鉄砲を効果的に使って、武田軍の騎馬隊を破ったこともポイントです。

 

戦国時代前半の主役が織田信長なら、後半の主役は豊臣秀吉です。

 

織田信長が本能寺の変で自害すると、代わって天下統一をすすめたのが豊臣秀吉です。秀吉は全国統一後に朝鮮出兵(文禄の役、慶長の役)を行いますが病死し、関ヶ原の戦いで勝った徳川家康が幕府を開くこととなりました。

 

戦国時代の年表(後半)

1576年安土城ができる
1582年本能寺の変
1582年太閤検地が始まる
1582年天正遣欧使節の派遣
1583年大阪城ができる
1585年豊臣秀吉が関白となる
1587年豊臣秀吉がキリスト教を禁止する
1588年刀狩令
1590年豊臣秀吉が全国を統一
1591年身分令
1592年文禄の役
1597年慶長の役
1600年関ヶ原の戦い
1602年オランダ東インド会社ができる

 

戦国時代(後半)の定期テストでのポイント

整理しておきたいのは豊臣秀吉が行った2大政策の検地刀狩です。

 

検地は全国各地の田畑を調べ、統一した尺度で収穫高(石高)を示しました。これにより荘園制のもとで寺社などが持っていた田畑に関する権利もなくなりました。

 

刀狩により農民から武器を取り上げることで、武士と農民を区別する兵農分離が進みました。

 

中学歴史「戦国時代」年表確認問題(1)

次の出来事を起きたのが古い順に並べなさい。

  • (ア) 長篠の戦い
  • (イ) 鉄砲の伝来
  • (ウ) マゼラン隊が世界一周に成功
  • (エ) 信長が延暦寺を焼き打ちにする

 

中学歴史「戦国時代」年表確認問題(2)

次の出来事を起きたのが古い順に並べなさい。

  • (ア) 刀狩令
  • (イ) 文禄の役
  • (ウ) 関ヶ原の戦い
  • (エ) 太閤検地が始まる

 

 

年表確認問題(1)の答えと解説

信長は延暦寺を焼き打ちにしたあとに室町幕府をほろぼします。その後も天下統一への動きをすすめ、長篠の戦いや石山本願寺を降伏させました。

 

答え.(ウ)→(イ)→(エ)→(ア)

 

年表確認問題(2)の答えと解説

刀狩令が出されたのよりも前に太閤検地は始まっています。

 

答え.(エ)→(ア)→(イ)→(ウ)

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