中学歴史「平清盛、源頼朝」のポイント

定期テスト対策キーワード(平清盛、源頼朝)

「平清盛」が答えとなる中学歴史の定期テストレベルの問題

  • 保元の乱で、後白河天皇側につき、崇徳上皇を倒して勝利した人物は?
  • 平治の乱で、源義朝を破って勝利した人物は?
  • 武士として初めて太政大臣となり、政治の実権を握った人物は?
  • 大輪田泊を修築して、日宋貿易を推進した人物は?
  • 娘の徳子を天皇の后とし、その子を天皇にした人物は?

 

平清盛は武士として初めて政治の実権を握った人物です。保元の乱平治の乱の勝利により、地位と権力を手に入れ、政治の実権を握ることとなりました。

 

また、自分の娘を天皇の后とするなど藤原氏の摂関政治に似た側面もありました。一族で要職を占めるようになったことから、諸国の武士の反感を招くこととなりました。

 

答えが「平清盛」と勘違いしそうな問題
  • 関東で反乱を起こし、自ら新皇と名乗った人物は → 平将門
  • 「平氏にあらずんば人にあらず」といったとされる人物は → 平時忠(清盛の妻の兄)

 

関連知識の整理(保元の乱と平治の乱)
  • 保元の乱 … 後白河天皇 vs 崇徳上皇
  • 平治の乱 … 源氏 vs 平氏

平清盛は、保元の乱では後白河天皇側で勝利し、平治の乱では源義朝と破り、その子の頼朝を伊豆に島流しとしました。

 

平清盛に関する中学歴史レベルの年表
西暦平清盛に関する出来事その他の出来事
1118年誕生 
1156年後白河天皇側で活躍保元の乱
1159年源義朝を滅ぼす平治の乱
1167年太政大臣になる
1180年源平の内乱(〜85年)
1181年病死
1185年壇ノ浦の戦い

関連ページ ⇒ 中学歴史の人物年表(平清盛)

 

「源頼朝」が答えとなる中学歴史の定期テストレベルの問題

  • 平治の乱で敗れ、伊豆に島流しとなった人物は?
  • 全国に守護地頭を置き、鎌倉幕府を開いた人物は?
  • 1192年に征夷大将軍に任命された人物は?
  • 弟の義経らに命じて、壇ノ浦の戦いで平氏を滅亡させた人物は?

 

源頼朝の父義朝は平治の乱で平清盛に討たれ、頼朝は伊豆に島流しとなりました。平氏への不満が高まる中で、木曽の源義仲とともに打倒平氏の兵を挙げ、壇ノ浦で平氏を滅ぼします。

 

その後、源頼朝は弟の義経をかくまったとして奥州藤原氏を滅ぼし、1192年には征夷大将軍となりました。

 

 

源頼朝に関する中学歴史レベルの年表
西暦源頼朝に関する出来事その他の出来事
1147年誕生 
1159年父の義朝が平清盛に敗北平治の乱
1160年伊豆に流される
1167年平清盛が太政大臣になる
1180年平氏打倒の兵を挙げる源平の内乱始まる
1185年義経に平氏を倒させる壇ノ浦の戦い、平氏滅亡
1185年守護・地頭を全国に置く
1189年奥州藤原氏を滅ぼす
1192年征夷大将軍になる
1199年死去

関連ページ ⇒ 中学歴史の人物年表(源頼朝)

 

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