中学歴史の重要語句暗記法(源頼朝と平清盛)
源平の代表人物となる源頼朝と平清盛について比較しやすいように重要語句をまとめました。
時代的には、平氏滅亡後に源頼朝による源氏政権が誕生するので平清盛のほうが先になります。
源頼朝と平清盛の重要ポイント
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平清盛
源頼朝
後白河天皇
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武士政権
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厳島神社
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平治の乱
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平清盛 |
日宋貿易
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源義朝
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太政大臣
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大輪田泊
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以仁王
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鎌倉幕府
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御恩と奉公
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源義経
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源頼朝
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北条政子
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壇ノ浦の戦い
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征夷大将軍
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承久の乱
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武士政権を誕生させた平清盛
藤原氏による摂関政治が終わり天皇中心の院政が行われていた時代に力をつけたのが平清盛です。
天皇と上皇が争った保元の乱では後白河天皇側について活躍。
その後の平治の乱では、武士として同じく力をつけていた源義朝を倒し、地位を固めます。
平治の乱後に平清盛は太政大臣になり権力を掌握。
日本史上初めての武士政権を誕生させました。
清盛が力を入れていたのは日宋貿易。
大輪田泊(現在の神戸港)を修築して、貿易で収益を上げました。
都と中国の航路となる瀬戸内海にある厳島神社は平氏の氏神様にもなっています。
鎌倉幕府を開いた源頼朝
独裁的な平氏への不満が各地で高まったことで、以仁王が平氏打倒の命令を出します。
これに応えたのが、源頼朝、源義経、源義仲(木曽義仲)。
最終的に源頼朝の弟の源義経が壇ノ浦の戦いで平氏を滅ぼしました。
その後、源頼朝は征夷大将軍となり鎌倉幕府を開きます。
源頼朝は御家人とのあいだに御恩と奉公の関係を築きます。頼朝が亡くなったあとに起こった承久の乱のときには、頼朝の妻の北条政子が「今こそ頼朝公の御恩に応えるとき」と演説しています。